最終更新日:2010/03/10

株とFXは連動しているの?

株とFXは、一見すると何の関係もないように見える。
しかし、実は非常に密接している。

たとえば、日本株の人気が上がって買いが進むと、ドルが売られて円が買われる。
すると、円高が起こりドル安が進んで行く。

逆の場合も同様だ。
たとえば、ドル株の人気が上がって買いが進むと、円が売られてドルが買われる。

すると、円安になってドル高が進んで行く。
この動きは、金融業界では常識らしい。

株は株、FXはFXと思いがちだが、実は、その間には目に見えない深い関わり
があると言える。

経済は、家庭や企業等の経済主体がそれぞれの働きを担って、まるで円を描くように
連動するものと理解されている。金は天下の回りものというのが、象徴的な言葉だろう。
株とFXもまたその円の中の一部だろう。

ただし、株とFXの連動は、そのまま素直なものでもないようだ。
たとえば、日本のバブル経済は、1985年のプラザ合意によって、円の価値が
切り上げられ、株価がどんどん上がったことで引き起こされた。

円の人気が上がり、日本株が上がり、円高を呼び込んだ典型例だろう。
けれども、昨年(2008年)秋のリーマンショックによる世界同時不況では、
日本株にそれほど人気がないのに円高が続いている。もっとも外国為替相場が
変動相場制のため、微妙な変化は日常茶飯事だ。

そうは言っても、平均株価が1万そこそこなのに円の人気があるというのは、
一体どういうことだろう?FXにひらめき

おそらく日本の経済自体に、かつて程の魅力はないが、通貨としての
円には、ドルの弱い現在においては通貨価値の保険のようなものと見なし、
とりあえず買っておいた方が無難という心理かもしれない。

いずれにせよ、株とFXは連動していると言える。
要は、単純な関係として理解できる場合もあれば、それだけでは
すまない場合もあるということだろう。

また、株とFXにはどちらにも共通しているものがある。
それは、政治や社会情勢にも大きく影響を受けるということだ。